作词 : 田久保真見作曲 : 高井ウララ銀色に 化粧(よそお)いし寒竹林美しき 牢御所(ろうごしょ)にも似て幾重にも 氷の絹衣(ころも)まとい溜め息は 雪煙となる儚すぎる 冬の蝶に あなた重ねああ 恋心が降りしきりて つもる水墨画(すいぼく)の 色彩の無き この世界孤独映す 胸の氷面鏡雪垂 想いに耐え切れずに我が心 軋んで震える健気に咲く 冬菫に あなた重ねああ 恋心は吐息にさえ ふぶく舞い降りた風花 穢れなきその優しさ何もかも全て 抱きしめるようひたむきな風花 悲哀しみも絶望さえも真っ白に無垢に 染め変えてゆくよ柊の 葉っぱ握る手のひら心ほど 痛くはならない雪礫 お前の幻影に投げて答え無き 哀愁(さみしさ)を背負う泣きはらした 冬うさぎに お前重ねああ 恋心が抑えきれず なだれる乱れ散る風花 微笑みでその涙で傷跡を全て 埋め尽くすよう幻夢(まぼろし)の風花 いつの日か消える人よ真っ白で無垢な 想い出を残し・・・本当に好きだよただひとり大事な人強くなれたなら・・・ あなたのために風花に包まれ 悲哀しみも絶望さえも真っ白で無垢な 昇華(はな)となり舞うよ